2つの新機能“受動湾曲”と“高伝達挿入部”を搭載した細径大腸内視鏡。
挿入性の向上と苦痛軽減をサポートするやさしい細さと新しいテクノロジー。
「もっと挿入しやすい内視鏡を」「もっと患者さんにやさしい細さを」。PCF-PQ260Lは、そうした臨床現場のニーズにお応えするために生まれた細径大腸内視鏡です。これまで以上の細さの追求はもちろん、“受動湾曲” と“高伝達挿入部”という2つの画期的技術を投入し、内視鏡医と患者さんの負担軽減に貢献することをめざしています。
さらなる細径化で患者さんへのやさしさを追求した「先端部外径9.2mm」
患者さんにとってより苦痛の少ない大腸内視鏡検査をめざし、先端部外径9.2mm、軟性部外径9.2mmという細さを実現しました。
屈曲部における挿入性を追求した「受動湾曲」
従来の検査では、腸の屈曲を通過する際に患者様に負担を強いるケースも見られました。その課題を解決するために、PCF-PQ260Lでは『受動湾曲』という新機能を搭載。受動湾曲は、湾曲部の後半側にありアングルノブの操作では曲がらない構造となっています。後ろに続く軟性部と比べ極めて軟らかいため、軽く腸壁に押し当てられただけで自然に曲がる機能です。さらに、湾曲部全体の湾曲半径が、先端から後端に向けて徐々に大きくなるように設計されていることで、腸内の屈曲部における内視鏡のスムーズな通過をサポートします。
手元から先端への力の伝わりやすさを追求した「高伝達挿入部」
これまで大腸内視鏡の操作では、手元側の力が途中のループ、たわみにおいて失われ、内視鏡の先端部まで伝わりにくくなることが課題でした。PCF-PQ260Lは、手元側の力がより先端部に伝わりやすい構造となっています。