高槻市の胃カメラ・大腸カメラ 森田内科・胃腸内科

内視鏡センター

PillCam SB2

PillCam®SB カプセルは、嚥下可能なサイズ(外径:11mm、長さ:26mm)のカプセル型内視鏡です。カプセルの中には小型イメージセンサーが内蔵されており、このカプセルが消化管内を蠕動運動により移動しながら腸内の画像を収集します。収集された画像データはカプセル内のアンテナから送信され、腰に装着された記録装置に記録されます。 カプセル嚥下後約8時間で撮像は終了しますが、その間、患者さんは通常の日常活動を行うことができます。記録された画像データはRAPID®ワークステーションによりビデオ化され、専用の画像解析ソフトウェアを使用して診断を行います。

PillCam®SB 2 plusカプセルは特別な技術を必要とせず、非侵襲的に小腸内部全体を直視できるようになり、小腸疾患と原因不明出血の早期かつ精密な診断を可能にしました。
カプセル内視鏡は、既に欧米では、2001年から販売されており、全世界80か国以上、170万人以上の患者様に使用されています。豊富な臨床データがあり、世界では小腸疾患診断のスタンダード検査として認められています。日本では2007年10月より原因不明消化管出血の検査として保険適用となりました。
2012年7月よりPillCam® パテンシーカプセルを使用した開通性評価技術が国内保険適用となり、適応が全小腸疾患に拡大しました。これにより、小腸カプセル内視鏡検査において禁忌疾患であったクローン病をはじめ小腸疾患の疑いのある患者さんに対して、安全かつ低侵襲な方法で小腸の画像診断検査が可能になりました。
注意:消化管(小腸)の狭窄又は狭小化を有する、あるいは疑われる患者様に対しては、PillCam® パテンシーカプセルを使ってカプセル内視鏡を使用する前に消化管の開通性評価を実施します。開通性判定で「開通性あり」と判定された場合は、PillCam®SB 2 plus カプセルを使用してカプセル内視鏡検査が可能になります。

PillCam®SB2の動画を御覧ください。

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